病院の接遇が成果に繋がる要因の一つは

おはようございます。いつもご覧いただき心から感謝申し上げます。

 

昨日伺ったクライアント様先の通所介護のフロアーには、利用者様のご自宅で咲いたという赤や白の彼岸花が飾られていました。

こちらの総合病院様、7月にリニューアルオープンして明るくおしゃれな環境です。

絵画が多く飾られ、リハビリテーション室までの渡り廊下はギャラリーのようです。

 

201309122 201309121

 

リラックスした環境に心豊かになります。

 

毎月伺い4年目に入りました。

患者様応対への意識が加速的に変化して接遇への取り組み方が素晴らしいといつも感じるクライアント様です。

各部署のリーダーが集まり接遇委員会が毎月開催され職員全体(約600名)でこの組織で満足から感動していただける接遇を目指していらっしゃいます。

 

今年度の委員長、副委員長からは更なる強化のために新たなプロジェクトの提案がありました。

 

201309123(毎回、多くの資料を準備してくださいます)

 

目的を明確に説明され、委員の方々からはより効果的になるようにさらに提案されていきます。

一般的に考えると現場スタッフが少なくなるとなかなか会議等に出席するのは難しいと考えますが、こちらの方々は必要だと考える人材や時間への投資はタイトな中にも見出そうとしています。

 

この委員会(20数名参加)でも部長、科長、師長クラスがほぼ全員集まり、出席できない場合は主任クラスが参加していらっしゃいます。

 

なぜ、この組織がここまで成果に繋がったのか

要因はやはりリーダーが自ら取り組む姿勢に一般スタッフは触発され啓蒙していくだと感じます。

 

優れた環境や医療技術、知識、設備がありそれを患者様に受け取ってもらうには接遇やコミュニケーション力がなければうまく伝わらないかもしれません。

 

提供するのはすべて「人」です。

 

医療の現場も益々二極化が進み、淘汰される時代になりました。

 

今どこに何を投資するかで未来は変わります。

 

終日のコンサルティングを終え、正面玄関を出ようとしたら

理学療法士の方から、「福岡先生〜」と声をかけられ手を振ってくださる

私;「あ〜○○さん、お久しぶりですね」

PTさん;「先月も先々月も先生をお見かけして声をかけたかったのです」と言ってくださいました。

 

思わす目頭が熱くなり、このように受け入れてくださっていることに深い感謝の念に至ります。

 

実は彼女、若さもあり髪の色がかなり明るく気になる方だったのです。

もちろん今は医療のプロフェッショナルとして全く染めていないご自身の髪色で1本の髪の毛一つ乱れず美しくまとめられています。

本当に美しいお方です。

 

人は誰と出会うかによって

ものの見方や考え方そして自分自身がプロとしてどのようにあることで信頼されていくのか

多くを知ります。

 

今日も素敵なレディが多くいらっしゃる小児歯科を専門とする医療法人様にて午前中から接遇研修

そして午後の診察時に現場コンサルティングのご依頼です。

未来を創造して丁寧に誠実に

感謝の気持ちを忘れることなく参ります。

よろしくお願いいたします。