今日はひな祭りですね。私の10歳違いの妹の誕生日でもあります。
東京マラソンに鹿児島マラソンと張り切っている人も多いことでしょう。
今は曇り空ですが、雨が降らないことを願います。
誰に目配りしていますか
医療の質には、接遇力が反映します。
では、接遇力を高めるにはどのようなことが必要なのでしょうか。
あなたは、誰に目配りしていますか。
先日、伺ったクライアント様先のある新人さん
「この間、患者さん家族からクレームをもらってしまいました。私は、師長さんに言われたようにしていたのですが・・・自分の接遇がどこが問題だったか? 分からないのです」と
数か月が経ち、少しずつ仕事にも慣れ始めた頃
マニュアル通りにやっているのに、なぜ?
そのような経験、ありますよね。
普段から「一日も早く医療人としてのパフォーマンスを高めたいのであれば、目配りからですよ。」と伝えています。一生懸命やっているのに、なぜ? そのようなことが起きるのが、現場
しかし、まだ経験の浅い新人だと、言われたように、指導されたようにすることがまずは大事だと思い込んではいたりします。
このケースだと、目配りは、患者さんではなくて、上司にあったと察します。
自信がないとき、人は一番身近で指導してくれる人が示すことが、正解だと思い込んでしまう傾向にあります。
技術ややり方は、基本となる指標はあるものの、患者対応となると、普段のその人自身の対応がモデルになります。
上司、先輩に言われた通りに対応する事がベスト
上司に言われないように、上司が言うとおりに患者さんに説明する。
しかし、伝わっていない。
なぜ、そうするのか。
そのいきさつ(経緯)や意図を熟知しないままだと、
起きうることです。
そのような事態を起こさないためには、目配りは、まずは患者さんに向けることから
「この患者さん、今、何を求めて、何をやってほしいのか。私は、どう応対するとより安心安全で確実な医療を提供できるのか」
その自問自答と共に、目配りをしてみてください。
あなたの心の目線は誰に向けられていますか。
あなたらしい最高の医療人になる、ヒントになれば幸いです!