人材不足を解消するに、今、できること

一昨日から昨日、関西での3件の仕事を終え、自宅に短い睡眠確保に帰って、ただいま、九州に向かう機内でこのブログを更新しています。
機内でも、インターネットが接続できるので、便利な世の中です。

人材不足を解消するに、今、できること

医療介護に関わらず、人材不足で多くの組織がリクルートに時間と経費と多大なエネルギーを投資しています。

現状打破に、人材不足解消に取り敢えず採用しているケースもあるのではないでしょうか。

しかし、採用した人材が、活躍できているかというと、思うように育っていなく、辞める理由に、ちょっと気に入らない、人間関係がうまくいかないとか、思っていた仕事ではなかったと、
簡単に辞めてしまい、何度も同じような状況になって、いつも「人がいない」と愚痴ばかりが口から出てはいないでしょうか。
国の働き改革もあり、大きな課題です。

エンドレスな人材確保、では、どうのようにすればいいのか

それは、現在従事しているスタッフが辞めないように組織を構築し続けることだと考えます。
「継続する」ことが、鍵です。10Golden-key-and-puzzle-507400394_3647x2735.jpg

最もわかりやすい指標は、経営者が、あるいは、人事担当者自身が「私が採用される立場だったとしたら、"当院で働きたいか。そして、やりがいが持てる環境で充実しているか"と立ち位置を変えてみること」で、現状の継続的就業への課題解決のヒントがあります。

そして、現在雇用しているスタッフの得手不得手を把握し、得手の部分を熟知して適所のポジションに配置しているか。

例えば、繰り返し、入れ替わりの多い病棟があるとしたら、その病棟の仕事量やシステム、人間関係も含め、離職のない病棟と、比較することでも解決のヒントがあったりします。

そこでのポイントは、仕事を「人」で判断をしないこと。仕事は仕事で判断する。ことだとお伝えしています。

私の提供するコンサルティングでは、人事問題も多く依頼がありますが、このようなことをまずは客観的に分析することから始めています。

新たな人材を求める努力もですが、今いる人材に、エネルギーを投資することで安定した医業に繋がるいるのではないでしょうか。

貴院スタッフは、「働き甲斐がある病院だ」と言葉にしていますか。

人事は、現場から出てくる言葉にも、常に意識を向け続けることですね。
ヒントになれば幸いです!