売り手主体のお店で学ぶ

いつもご覧いただき

ありがとうございます。



8月最終週始まりました。



先日、城山の路地にあるタルトを中心にしたケーキ屋さんのカフェで涼を取りたいと入りました。





枕木の匂いがする階段を上がりテラス風の若い女の子が好きそうな雰囲気のお店。



カウンターの席が開いていて座る。



店員がメニューを持ってきて、表紙を開くと

”多くの人に利用してもらいたいので1時間でお願いします。

1時間以上の場合は追加注文をしてもらいたい。”

という趣旨の文章。





初めて目にした内容。





そして注文を。



たくさんの種類のタルトがあり、迷いながら指をさしながら指定する。





店員:「それもうありません」



そうか(心の声)

私:「では、これを」



店員:「それも売り切れました」

(???)



私:「では何がありますか」



店員:「今残っているのはメロンとマロンのタルトです」





(それなら、はじめから教えてよ)





私:「では、メロンのタルトをお願いします」





店員:「飲み物は何にしますか」





私:「レモンティで」



店員:「レモン今切らしています」





(えっ、土曜日の午後4時前のカフェなのに・・・)



思わず

私:「あら、そ! じゃ〜ストレートティで」





(雰囲気はいいのにもったいないな〜)







そして飲み物が運ばれ

少ししてタルトがデコレートされたプレートが運ばれてくる。





見た目はこれまた女の子が好きそうなハートが描かれている。

ところが肝心のタルトの下には紙製のフイルムのまま。



かけられたソースがくっついていて、なぜこのフイルムをつけたまま出すのか。専門のお店なのに教育されていないのか。

全く食べ手のことなど考えていない。





とても残念に思いながら



タルトはさすがに美味しい。





このお店は商品力だけで勝負しているんだなぁと感じる。





そして最後の極めつけが

プレートにナイフ&フォークを置くと同時に

「おさげします〜」と

皿を引いた。





滞在時間は20分もなかった。





なんだかくつろぎに入った店なのに

心が貧しくなる。





売り手主体のお店の在り方を肌で感じた。





また、学ぶ。







今日も充実の一日になりますように。