息子との語らいに想う

いつもありがとうございます。



梅雨の晴れ間、気持ちのリセットになります。





昨晩息子と夜中、1時間ほど語り合いました。



中学3年生になる彼。中高一貫の進学校に通う悩み。

部活のサッカーに日々を追われ、テストの結果が芳しくなく、いつものおしゃべりな彼ではなかった。



彼の部屋に入ると、プリントを片手に電気をつけたまま寝ている。



いやはやどうしたものか?



これまで子育てをしながら、特段母親だからどうして欲しいとか、お母さんはこう思うとか、殆ど言って来なかった。



いつも、私はこう思う。私だったらこうする。

一人の人間として、真摯に向き合ってきた。



しかし、今回ばかりはそうは行かないようである。







私の気配に気づき、目覚めた。





それから静けさの中、会話が始まる。





「僕、部活やれないかも知れない。この分じゃ、無理だ。」



出た言葉。



暫く、大嫌いな説教じみた私。







「諦めるの」「それは本位じゃないよね」「サッカーやりたいんなら、どうしたらできるか、とことんやって決めることじゃないのかな」「できないと決め付けて、諦める」「それは、ただ逃げているだけのような気がするよ。社会に出たとき、自分にはハードルが高い仕事が来たとき、私には難しすぎます。できません。そういうの。ハードルが高くても何か自分にできる強みはあるはず。そしてそれに向けて何が必要なのか埋めていけば必ず大きな飛躍のチャンスになると信じて今、私は仕事をしているよ。」





息子に語りながら、自分に言っている。そう想う語らいでした。





どんな困難も、次に繋がる。経験することが実は大切なのかもしれません。



人として形成されるこの時に大いに苦しみ、彼らしい人生を模索しながら、でもしっかりと見つめながら歩んで行って欲しい。そう感じました。





母としてではなく、人として、また彼から学びます。





今日も皆さまにとって、幸せな一日になりますように。

感謝。