「自己を確立しない限り独創性は生まれない」

11日に東京大学の入学式が日本武道館で開かれ、建築家の特別名誉教授の安藤忠雄氏が「自己を確立しない限り独創性は生まれない」と親離れ、子離れを促す一幕があったそうです。



東大の入学式は家族からの出席希望者が多く、大学側は新入生一人に関係者は二人までに制限しているが、「三人以上で行きたい」と問い合わせがあったという。



安藤氏は「自立した個人をつくるため親は子供を切り、子は親から離れて欲しい」とお話なさったようです。



我が家にも中高一貫の男子校に通う、中学生、高校生がいますが、なんとも耳の痛いお話です。



しかし実は、一昨年の次男の小学校卒業式、昨年の長男の高校入学式の際は、県外の新入社員研修と重なり、出席していません。



仕事上仕方がないのですが、親として正直さびしかったり、申し訳なかったり、複雑な想いでした。



仕事を持ちながら、受験前から受験日、そして合格発表の日、親はただただ見守るしかないのですが、一心同体となり日々を重ねてすごします。



塾の先生から、小学受験は親100%:子0%、中学受験は親70%:子30%、高校受験は親50%:子50%、大学受験は親0%:子100%という数字をお聞きしたことを思い出しました。





子供の成長は、私にとっては自分成長です。

再来年は長男の大学受験、どこまで子離れできるのか。



いつまでも私の宝で、一番の理解者である息子達。

親はいつになっても子供のことが気になります。

お互いに一個人として、言動、感性、生き方、全てにおいて尊敬し合えるような存在になり、そして尊重していくことが重要なのではないかと考える安藤氏のお話でした。



本日も実りある一日になりますように。

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