吾平山稜

今朝、夜明け前の南東の空に、美しい三日月が見えました。



先日主人の父のお墓参りと一人暮らしの母に逢いに出かけました。



いつもは、ゆっくりと義母とすごす時間がないのですが、二人で吾平山稜(あいらさんりょう)へ散策しました。





ここは大隅半島の中ほどにあり、全国でも珍しい岩屋の陵です。

神武天皇の御父君『ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと』 と御母君『玉依姫命』(たまよりひめのみこと)の御陵です。



昭和10年11月昭和天皇が御親拝になり、昭和37年 5月には皇太子(今上天皇)、同妃殿下が御参拝された処でもあります。



初詣は多くの参拝者で賑わっていますが、訪ねた日は木々を抜ける風の音と母と私の砂利を踏む音だけでした。







旧七高 教授次田潤先生がここに参拝されたとき

『みささぎの御前に渡せる丸木橋踏み行くほどは神代なりけり』と 詠まれています。



深い林の中、いくつかの橋を渡り進みます。





この空気を吸っているだけで、エネルギーを感じました。



春は湖畔の桜がとても美しい装いを見せてくれます。

パワーアップと静粛なときをすごしたいときに、お薦めのスポットです。





今日も皆さまがハッピーにすごせますように。

ご覧いただいているおひとりおひとりに感謝申し上げます。