ビジネスにおいて今やなくてはならない「名刺」
「世界大百科事典」によると発祥は中国の唐の時代(7〜10世紀)らしい。官僚社会で、地位のある人に会う時は、取り次ぎに名刺を渡すのが習わしで、当時はまだ紙がなかったため、木や竹の札を使ったと思われます。
竹木を「刺」といったところから、「名刺」という呼称は始まったのです。
英語で名刺をVisiting Cardといいますが、これは名刺が本来、相手が不在の時や食事に招かれた時、お祝いやお悔やみを述べる時などに使用するものだったからです。
現在ではこのような習慣は薄れ、職業用に社名や肩書きを入れたBusiness Cardが主流になっています。
このような背景を考えると、名刺はその方の分身です。
ビジネスマナーセミナーや新入社員研修で、頂戴した後、商談などではテーブルの上に置きます。そして名刺入れの上(お盆の代わり)に載せて丁寧に扱うことで相手への心遣いが現れます。
受け取る際の言葉づかいや扱い方に、あなたの品性が表れてきますよ。と伝えています。
このように西洋の影響を受けて名刺を使い始めた日本人ですが、今日では世界中でもっとも沢山名刺を使う国といわれています。
今日も皆さまが心豊かにすごせますように。
ご覧いただいているおひとりおひとりに感謝申し上げます。
ナチュラル.C
名刺の由来、勉強になりましたーーーー!!
竹などの札だったとは・・・・・
最近も名刺の受け渡しで、ちょっと感じたことがありました。
姿勢の現われなんだなーーーと。
匿名
ナチュラル.C様
コメントありがとうございます。
歴史を知ると改めて存在の大きさを知ります。
名刺は歩く営業マンですからね。
名刺交換をしたときの印象が残ったりします。
一期一会大切にしたいものです。