究極の接遇が求められる医療の現場だからこそ

おはようございます。いつもご一読いただき心から感謝申し上げます。

今日も名古屋での快晴の朝、今年の皐月はお天気が多いような気がします。

 

さて、先日の日曜日にご依頼を受けた作業療法士会での研修の記事が依頼先のサイトに掲載されているとスタッフからの報告

早速開いてみると下記のように掲載されています。

 

今回講師である、福岡かつよ先生は『気づき』を研修の一つのテーマとして進められ、接遇とは、自分で気づいてはじめて意味があるとのことでした(mindが大事!)。最終的にワークショップ形式で進められた今回の研修は、『作業療法士にとって必要な接遇とは?』『クライエントに求められるもの』を各グループから各々にカテゴリー化され、その内容は様々でしたが、概ねセラピストが気をつけておくべきこと、セラピスト・クライエントが共有すべきこと、といったOTらしいカテゴリー化がされていました。

近年、クライエント中心・トップダウン・協業・作業科学・OBP・OBP2.0・・・といった、『作業に焦点を当てた実践』の必要性が作業療法の専門性として関心が高まってきています。ある意味、機能的な部分に焦点を当ててきた時代からの転換期であるかもしれない昨今、今回の接遇の研修は、「治療と接遇」と分けて考え捉えるのではなく、これからのクライエントの人生という作業を作業的視点から介入の糸口とする必要のある作業療法士にとって、「接遇も治療的介入の一部である」と認識する良い機会、『気づき』を得ることができました。ありがとうございました。」

http://houkoku-kot.sblo.jp/archives/20130522-1.html

弊社サイトでも一部のご感想を掲載しています。

 

 

機能的な部分に焦点を当ててきた時代からの転換期であるかもしれない昨今、今回の接遇の研修は、「治療と接遇」と分けて考え捉えるのではなく、これからのクライエントの人生という作業を作業的視点から介入の糸口とする必要のある作業療法士にとって、「接遇も治療的介入の一部である」と認識する良い機会、『気づき』を得ることができました。

 

 

私が特段重きをおいている「接遇は医療安全である」という概念を理解していただいたように捉えます。

 

卓越した技術や知識があるからこそ、接遇やコミュニケーション力が重要でそのものが相手に伝わるように受け取っていただけるようにしていくには相乗効果があるということ

 

以前、静岡市立病院の島本院長が「接遇は身を救う」と研修前にスタッフに向けておっしゃってくださったことが思い出されます。

 

究極の接遇が求められる医療の現場

 

昨日もクライアント様先の看護部長との会話に医療人だからこそできる接遇応対についてシェアしました。

 

 

デパートやディラーなどの購買を促進する接客接遇とは異なります。

ハッピーな場面の接遇は笑顔やきれいなお辞儀を要求されますが、その笑顔も医療介護の現場では受信する相手サイドの状態を察知していくことが求められます。

きれいなお辞儀も実は緊張感に繋がっているかもしれません。

ですので弊社ではお辞儀の手の位置を高くとか足を少しずらすして立つとかお辞儀の角度をきめ細かくするとか

そういうことは医療の現場ではあまりお伝えしていません。

 

大切なのは相手(患者様・患者様ご家族)が「安心安全な環境である」とキャッチングすることで卓越した医療技術や知識は伝わると考えます。

 

接遇コンサルティングにおいて何が重要で何の目的でこの組織からご依頼があったのか

毎日伺う医療の現場で私自身が学び体得してきたことを全力で伝える。

ただそのことの積み重ねですが

このようなアンケートをいただきさらに研鑽を積み精進していこうと強く思い感じ実践していきます。

深く感謝の念に至ります。

 

さあ、今日も急性期を主体とする病院様での朝一からの現場実践コンサルティングそして午後の休診に接遇研修のご依頼です。

感度を高め感性豊かな接遇をご提案いたします。

よろしくお願いいたします。