グリーフケアの在り方に学ぶ

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ありがとうございます。





昨日弊社クライアントの医療法人様で現場実践コンサルティングでした。

終了後、看護部長のH様と

グリーフケアについての会話がありました。





グリーフケアとはグリーフ「喪失の悲嘆」という意味ですが、

一般的に家族を看取った遺族のケアをいいます。



こちらの病院でのこと

七夕にちなみ笹飾りを病棟の患者さまご家族、スタッフで短冊に想いをたくして飾られいました。



ある患者さまがお亡くなりになり、荷物をかたずけ病室を出られるとき、

ご遺族が「あの笹飾りにある母の短冊をいただいてもいいですか」と

その時にH様は

「このようなささやかなものでも、ご家族にとってはとても価値あるものだと感じました」。

とお聞かせ下さいました。





短冊を書いた時の想いや光景、その時のお母様の表情などをご家族は想像しながら大切に思い出を振り返るのでしょう。





人にはそれぞれものの見方や考え方そして捉え方があります。

些細なことでも、ささやかなものでも

人それぞれに価値があるということ

グリーフケアの在り方もこの柔軟さがとても大切だと学びます。





単なる接遇コンサルティングという関わり方だけではなく、このような様々なケアをするスタッフの気持ちをくみ取ったコンサルティングをしていこうと強く感じました。





『本質を知ってこそ』





H様お手製のチーズケーキとさりげなく飾られているコスモス

いつも温かな空間の部長室です。





本日も2件のクライアント様とお打合せです。

このような学びをさせていただける仕事に感謝の念です。







今日も多くの笑顔に出逢えますように。