素材を味わう

いつもありがとうございます。





昨日、午前中の仕事を終え、バレンタインでもあったのでたまには主人にご馳走したくなり、以前食通の友人から紹介してもらっていたフレンチのお店に出かけました。







お昼12時直前に予約の電話を入れた。





一通り通常どこでも行われる、名前と来店時間、何名なのかをお店の方に合わせて答える。

復唱確認を終え、

「初めてお越しでいらっしゃいますか?」

「(お店)の場所はご存じでしょうか?」

「駐車場も設置しております。お待ち申しあげております。」





この流れるような電話応対に、すでにお店の客をもてなす心意気が伝わる。





どんなお店で、何をふるまっていただけるのか。

ここから、「ご馳走様」の言葉につながっている。





接客にわくわく感をプラスする醍醐味。







さて、来店と同時に、「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。駐車場はお分かりになりましたか。」



先ほど電話に出た方とすぐ分かる。



一度聞いた声で出迎える。

これはやはり安心を与えるなぁ。と感じた。





ここで少し余談ですが、専門的なエッセンスをお伝えします。

人は初めて訪ねる場所へは安心感を求めます。

お客様からの情報でこのように来店時間や人数がわかる場合は

ぜひ電話応対した方がお出迎えすると

とても安心感と特別なお客様としての扱いを感じることができます。



このことは普段私が接客業の研修でお話していることです。






さて、お料理は食通の友人の言うとおり

素材を生かした内容でした。



フランスのミネラルがたっぷり含まれた甘いお塩が運ばれ、

オードブルは国東半島産の生牡蠣、自家製のカラスミとかものテリーヌ。









スープが最高でした。

新牛蒡と洋葱のスープ。ごぼうの香りが春を誘います。



メインは甑島産の真鯛とかぶ。



このかぶのアレンジは私も自宅でしてみようと思います。



デザートは

鹿児島産のレモンを使ったシャーベット

一口いただくと、すごく酸っぱい!

表面がカリカリして中身がクリーミーな温かいガドーショコラと合わせると

なんともいえないフィット感。





久しぶりに一つ一つのプレートに感動しました。





このお店は、時間のあるとき、素材を楽しみたいときに訪ねるお店だと感じました。





素敵な日曜日をおすごしください。