客観的に考える時間は必要

おはようございます。新しい一週間始まりました。

すっかり銀杏並木も色づいて師走 201312021 2013012022

ラストスパートに相応しく機敏な時間を共にすごしましょう。

 

先週ご依頼のあった介護施設での困難事例を用いたロールプレイに参加してくださった方々のご感想から

介護現場の大変さが伝わる。

認知症で関わる利用者様の不安や緊張をどのように対応するかで

その日の介護が変わると感じました。

 

事例:ディサービスで施設に到着すると同時に「帰りたい」と連呼する認知症の方

「旦那はどこ、旦那が待っている」と施設内を歩き回る

 

今日一日、施設で介護をしなければいけない

 

「帰らないように」するためにということに介護者の意識は行く

 

しかし、相手の方の心境は「帰りたい」

その気持ち「なぜ、帰りたい」のか

相手の心を変えるということはなかなか厳しい

 

一枚のご感想

「今日のレクチャーを受けて、自分の利用者様への対応に自信を持っていいんだと思うことができました。今までこれでいいのか?自分のやり方は間違っているのか?と思うことが多く

先生の話を聞いてこのレクチャーを受けてパーフェクトな応えはない その言葉で自分をほめてあげること 先生の言葉に自分を認めることができました。

ありがとうございます。

利用者様への言葉かけ 会話のひとつひとつ 受容と共感、安心と安全 私たち介護士にどれも必要なことでそれを再認識出来、利用者様への対応につなげていきたいと思います。」

 

2時間近くに及ぶ実践レクチャーでしたが

よりベターな応えを参加者で出し合いました。

 

介護者は日常に追われこのような日々にある困難事例を客観的に考える時間は必要だと感じました。

 

さあ、今月も多くのご依頼です。

感度を高め感性を豊かに目指す接遇を提案させていただきます。

始発便で今日は新潟での一日です。

よろしくお願いいたします。