認知症の患者様と看護師の会話

おはようございます。

今朝は梅雨空に。

昨日年間接遇コンサルティングをさせていただいている医療法人様でとても温かな光景を拝見する機会がありました。

こちらの病院は透析の患者様が多いのですが、

高齢者の方で少し認知症がみられる患者様と担当看護師さんの会話の場面でした。

 

午後1時からの透析開始

約4時間にも及ぶ治療になります。

おひとりおひとり観察をしながら丁寧な看護が行われています。

そして、お一人の患者様が

「もうそろそろ食事をしたい」

しかし昼食後

食事をしたことを忘れてしまっています。

 

そこで看護師が

「治療が終わりましたら、すぐに食事ができるように準備しておきますね」

患者様「あ〜お願いします。」

少しして(2〜3分後)

「食事の準備はできましたか。そろそろご飯を食べる時間だ」

そこで、看護師さんが透析中の反対の手に自分の手を重ね

「そうですね。」

 

透析開始から1時間後のやり取りでした

 

 

患者様の思いを受取る

週3回行われる治療の日常の場面でしょう。

 

温かな心を感じる場面でした。

 

もしこの看護師さんが

「さっき、ごはん食べたばかりですよ」と言ったとしたら・・・

 

現場に入り、本質に繋がる接遇

実働はその関わり方にある事を知り、多くを学びます。

 

このような場面を拝見することができる仕事に携われていることに

深い感謝の念にいたります。

 

 

今、フェリーでスタッフと移動中です。

新規クライアント様の現状分析にこれから入ります。

 

感度を高め、弊社の目的とする

「笑顔と感謝、そして共感を生み出す」「心にしみこむような接遇」を

ご提供していきたいと思います。

 

未来に繋がる大切な一日

丁寧に誠実に

そして

着実、確実に

 

いつもお読みいただき心から感謝申し上げます。