いつもご覧いただきありがとうございます。
桜島初冠雪です。
キンとした空気に南には開聞岳も鹿児島市内から望める朝です。
ラジオからえびの高原は7cmの積雪だとか。
昨日、接遇コンサルティングでご縁をいただいている医療法人様で
ある部署の変化に感動しました。
約2ヶ月前、訪問時に多くの指摘をし、課題を提示しました。
その後すぐに部署内でミーティングを行い、師長の提案にまずは自分たちの出来ることから徹底していこうと決め、
スタッフ間の言葉づかいに焦点をあてました。
スタッフ間の言葉づかい、人によっては
「〜して、○○おわり〜、〜とって」などかなり気になる点がありました。
なぜ、この言葉づかいが適切でないのか。
日常の業務の中でどれほど使われていたか
指摘されるまではあまり気づいていなかったかも知れません。
しかし、その後
全スタッフで「です。ます。ございます。」を必ず言う。
上司も部下に対しても命令形ではなく
意識を向け丁寧語を使って対応に心がけました。
そして昨日、現場に入ると
チームリーダーが同僚に向かって
「○○さん、申し訳ありませんが〜を取ってもらえますか。」と
すごいと思いました。
以前は無表情で淡々と業務をこなしていた風景も
言葉づかいによって、とても良い空気感に変わっています。
人は基本的に命令される事は嫌いです。
スタッフ間でこのような言葉づかいをする事により
行動が変わり、患者様も穏やかな環境に安心を得ることは言うまでもありません。
医療や介護に関わる方々はヒューマンスキルは他業種と比べて高いレベルであるのは確かです。
卓越された技術(医療行為)も人間力が高まることでさらに相乗効果になります。
今回このコンサルティングで感じたことは
まずは自分たちの出来ることから
すぐに意識を向けて取り組めることに集中する
このことが効果的に表面化したと思います。
今すぐ出来ること
いち早くそのことをキャッチして全員で行動していく。
何から手をつけたらいいのか
と迷うときほど
シンプルに
即行動。
すると、振り向くと成果に気づく
皆さまの変化に心躍らせる醍醐味に
この仕事の価値を知ります。
感謝。
今日も心からクライアント先の発展に貢献しよう。
今、出来る全てを持って。