不器用だからこそ

いつもご覧いただきありがとうございます。



大きく深呼吸がしたくなるような青空の朝です。





いつもは元気よく「ただイまぁ〜、良い匂い〜今日は○○だぁ=」と帰ってくる次男。



ところが

昨夕は「ただいま・・・」と聞き取りにくく聞き慣れない声





”なんかあったな!”





手洗いうがいを済ませ、食卓につく。



16歳とは思えないほど、いつもかなりおしゃべりな彼。

だが

しかし

全く話さない。





どうしたの

なんかあった



う〜ん



テストの結果が悪くてかな(私の憶測)



出た言葉「友達とけんかしたの」



彼:「いや、もうけんかはしないでしょ」

「まっ、ね〜」







さっさとお風呂に入り、机に向かう。





「いつもと違うゾ、姿勢が変わるほど大きな出来事があった」と推測。







寝る前にやはり気になり声をかけた。





話の内容に「なるほど、へこむわけありだ」

先生からの注意に私は「事実は事実」



しかしこの教訓から学ぶ事がたくさんあった。

このことをどう活かしていくかが大切。



なぜか彼の気持ちも理解できて



「良かったね。こんな風に違う角度で勉強に向き合う姿勢が高校1年の時に分かって、もしこれが高校3年だったら、時すでに遅しだったわけだから」





『この経験をバネに自分の戒めになった』

事にだけ焦点をあてた内容を話した。



すると「ありがと」とひと言、彼。





本当に不器用だと想う。



しかし、もし器用にできたなら

なんて思ったら、大人になったときに痛い目に遭うと私は思う。





不器用だからこそ

彼の人間としての良さもあるのだから。





昨日は仕事でも家庭でも

多くの学びの一日でした。





息子であろうとも、人は人によって成長させてもらっているんだと感じる。





素直な次男に

「ありがとう」





今日も心豊かにすごせますように。