今年は台風一過後の梅雨明けとなった。
6月の日照時間が平年の6割だった。
待ちに待った青空とともに、昨日ほおづきとトケイソウが送られてきた。
毎年7月9日,10日にかけて浅草寺で催されるほおづき市は有名。
四万六千日といわれる観音詣での縁日と盆の草市が結びついたものだそうな。
四万六千日の言葉の由来は、古来各月の縁日に観音様にお参りすると、
他の日に増してご利益があるとされた中でも、とりわけ7月10日の縁日は、
四万六千日分のご利益があるとされたことに由来。
徳川時代以来、江戸東京の庶民はこの日に浅草寺に詣でて格別のご利益にあずかりながら
雷よけの赤玉蜀黍を求めたり、また盆の草飾りを買って帰り、
ほおづき市で売られる赤いほおづきや吊しのぶの風鈴も
ご先祖様の仏壇に飾るためのものでした。 (浅草寺ほおづき市より)
江戸時代の庶民の暮らしを知ることができる。
鹿児島でも県内有数の産地、薩摩川内市祁答院町では今月の21、22日に「ほおづき市」が開かれる。
季節を自然が教えてくれる。