待ち時間が短くなる、ポイントがあった

おはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。
今朝、ウォーキング中に彼岸花、先日まで猛暑だったにもかかわらず自然はちゃんと季節を覚えていますね。
何事もなかったように、咲いている花々に
次の彼岸花の咲くころには、「コロナが収束して、良かった」と願うしかない現実ですが、自分自身ができることを続けていくことだけだと
朝から思うことです。

【待ち時間が短くなる、ポイントがあった】

皆さんのクリニックでは、患者さんが来院したときにどのような言葉づかいで受付と診療部の連携をしていますか。

定期コンサルティングを導入されているクリニックの院長先生から嬉しいお話がありました。
「待ち時間が短くなりました。それは、患者さん来院時、連携の時に必ず言って欲しいと提案した「言葉」です。
たった一言が、こんなに影響することがあるんですね」と仰ってくださいました。

予約性を導入しているクリニックです、課題は大きく2つあります。
1.通院する患者さんが多くなり、新患予約が1日1名しかとれない状況
2.予約枠どおりに進まず、待ち時間が長くなっている

患者さんが増えていくことは有難いことですが、初診希望の患者さんに電話応対でお断りをすることが申し訳ないと悩んでいらっしゃいます。
お一人おひとりの患者さんに対して、丁寧な対応はいいのですが、時間が押してしまい予約が取れない状況でもあります。

このような場合は、時間のマネジメントが必要ですが、できることは
いかに情報共有するかがカギだと考えます。

受付スタッフは診察の終わった患者さんの会計と、次から次へと来院する患者対応で重なる時間
このような事態はどこの医療機関でもおきます。

業務が重なる時間の見直しに注力しました。

午前外来を拝見していると、インカムを利用していましたが、あまり活用されていません。

そこで、

受付:10時ご予約の○○さん、受付しました
診療部:了解、ありがとうございます

診療部:○○さん、診察終わりました
受付:了解、ありがとうございます

といった風にインカムでの伝達の言葉を短く、分かりやすくし、時計を見る習慣と
発信者が伝えると、受信者(聞いたスタッフら)は「ありがとうございます」というように徹底してもらったのです。

待ち時間緩和には、この「ありがとうございます」と感謝の言葉が、ポイントです。

あなたのクリニックで、待ち時間の課題があるようでしたら
ぜひ、試してください。

それぞれの業務はやって当たり前ですが、"互いに助けてくれてありがとう"という気持ちを、感謝の言葉を伝えることで
チームの活性に繋がり、気持ちよく仕事ができるのはないでしょうか。

それが、患者応対に反映しています。