引き出しを増やすことが、対応力。では、それを増やすには

おはようございます。昨日の大雨が上がり、真っ青な空が広がる都内です。桜のつぼみが一気に膨らみそうです!
あなたのお住いの地域はいかがでしょうか。
先日、北海道のクライアント様からのメールには
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東京は、暖かいですね。
桜の開花は、来週と伺いました。羨ましい限りです。
釧路もやっと日中の気温がプラスになり、少しずつ春を感じられるように。
ただ、先生のブログの様な、お花と再会出来るのはまだまだ先になります。
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北国は春の芽吹きはまだまだそうですね。
今朝は九州で見つけたカロナインジャスミンの鮮やかな黄色をご覧いただけたら嬉しいです!IMG-6630.jpgのサムネイル画像

【引き出しを増やすことが、対応力。では、それを増やすには】

「なすがまま」「あるがまま」という言葉を聞いて、どのような解釈ですか。
ディズニー映画のアナと雪の女王の主題歌にもありますが「ありの~ままの~♪」といった風でしょうか。
日本語表現辞典によると、自然の流れなどに身を任せていること、周囲の状況の変化に対してありのままであること。と書かれています。

コロナ禍で一変した今、この流れに対して、どのように物事を解釈するのか が大事ではないかと、考えています。

それは、ここ最近のコンサルティングで、こうあるべき論はもう違う時代だな と感じるからです。

一昔前までは、マナー本にある内容を忠実にして
例えば、挨拶の角度は15度、30度、45度 とか、
こういう時にはこの角度のお辞儀で などと伝授していた時代ではない のではないかと思うのです。

日本人の奥ゆかしき風習や文化はとても重要ではありますが、右習え右 の時代から どちらを向くかは自由自在なのではと。

では、その自由自在は、何を指標にするのだろうか。と自問自答します。

今春の新人研修の資料を構築しながら、
為すがまま、在るがまま
なぜか、この言葉が何度も何度もリフレインします。

新人研修のお問合せでよくあるのは、一般的な社会人としてのマナーをお願いしたいのですが。と言われます。
しかし、本当にそれでいいのか、と思う自分がいるからなのかもしれません。

もちろん、基本的なことは必要かもしれませんが、私の考えは、挨拶の仕方ではなく
なぜ、私たちは患者さんや関わる人にあいさつをするのだろうか。
互いの考えや捉え方を共有することのほうが、より医療現場の実務では活用度は高いのです。

つまり、その本質が重要です。

他者の意見や考えを聴くことで、多く引き出しが増えるのです。

その引き出しの多さが、実務でのパフォーマンスに繋がっています。

いくら机上論を学んでも、応えは現場にしかありません。

ご依頼くださった研修がひとつでも役立ってもらえるようにしたい。
日曜日は、机に向かい、研修内容を構築する時間です。

あ~でも、こ~でも と、何度も何度も思考を巡らしながら
私自身が鍛えられている時間だと、想う朝です。

迷いではなく、為すがまま をもう少し追求してみよう。