失敗しない新人育成 医療接遇その3

おはようございます。新しい一週間の始まりです。いつもご覧いただき心から感謝いたします。
昨日は一日中霧雨で、一歩も外に出ることはありませんでした。今週末は、散歩して桜をめでたいところです。

【失敗しない新人育成 新規採用者に伝える医療接遇のポイントその3

1.医療現場での最大の特徴は、患者さんは不安を抱え、緊張状態にあること
2.1+1=2と言った正解、不正解ではなく、臨機応変に対応できること
3.医療接遇は、リスク管理になり、安全な医療提供に直結していること
4.一人ひとりのスタッフの在り方、対応の仕方が自院の評価に影響すること
5.自分が患者だったらという目線に立った思考力と言動が、医療者として求められること

医療接遇は、医療安全に繋がっています。

拙著「医療安全に繋がる接遇~自分と患者さんを守るコミュニケーション力~」にも書きました。
私が医療接遇で最も伝えたいことです。

一般的なマナーという概念ではなく、医療接遇は、目的である医療行為が安心して、適切に提供されるためにあると言えます。

医療を受ける患者さんもスタッフ間の連携にも、言葉と行動が必要です。
つまり、想いや考えを伝えるには、接遇力なのです。

例えば、患者さんが快く問診票に記入してもらうには、どのような言葉遣いと態度で依頼したらいいのか。と実践と問いの繰り返しが現場では求められます。
なぜなら、適切な医療提供には、この問診票に書かれた内容が影響されます。

徹底した安全管理には、スタッフの意識づけが重要だと考えています。
新人でもすぐにできる医療安全対策は、医療者としての身だしなみを整えることをお勧めいたします。