ある看護師さん"自信"がなかった、でも変われた。その理由は

おはようございます。新しい一週間、始まりました。20200720.jpg 離陸前の機内から見えた光景


地下鉄の扉に貼られた 2020TOKYO のシールが目に入り、とてもワクワクしていたことを思い出しました。
今週からはたくさんの海外からの人出で、どんな賑わいになるのだろうと・・・

コロナが早くおさまって、1年後はオリンピックが開催されますように。と願うばかりです。

【ある看護師さん"自信"がなかった、でも変われた。その理由は】

昨秋、ご縁をいただいたクライアント様先での感動です。

検査や手術に力を入れ始めたクリニック
あるひとりの常勤看護師だった方、
自信がなくなり、フルタイムパート勤務に変わったばかりでした。

毎月伺うごとに、明るくなり、声が大きくなり
先月は、笑顔でお話をしてくださるまでになっていました。

前回と今回は、検査説明について
全看護師さんらと更に安心して受けていただけるように共有しました。

事例は出血により不安な患者さんの初めて検査を受ける説明です。

今回は、院長先生からのご指名で、この看護師さんが実践をしてくれたのですが、
驚くほどに、素晴らしい検査説明でした。

説明書に書かれた内容を確認するだけでなく
前回、提案した内容をしっかりと取り入れて、不安な患者さんに寄り添う言葉が端々にありました。

「患者さんに寄り添う」
看護師として大事な要素です。

技術や知識があっても、相手の不安や痛みに寄り添えなければ
残念なことです。

この半年、彼女の成長は目に見えて変化しています。
事務長さんからお聞きしたのですが、「自宅でも、かなり勉強しているみたいです」と

進化する組織のスピードについていけないと、退職を選択する方もいます。
しかし、このように、いくつになっても勉強して知識を増やし
組織の変化に、自分自身も変化する
これが、本当の意味でのプロフェショナルだと教えてもらうことでした。

「私にはできない」「私には無理だ」
頭からそう思い込んでいたら、何も変わらない

いや、このようにキャリア20年以上であっても学び続ける人との差は
どんどん開いているのです。

できない理由を並べるよりも、どうやったらできるようになるのか。
日進月歩の医療現場には、このような精神でいることが求められていますね。

なぜ、この看護師さんがこのように変化することができたか
私の推測ですが、3つのポイントがあると思います。

1.「できない」は口にしない
2.「できる環境」であることを知った
3.「何のために、私は看護師になったのか」を客観的に振り返った

もし、あなたが仕事で行き詰っていたとしたら
ヒントになれば嬉しく存じます。

さあ、今日も多くの患者さんが、あなたとの関わりを待っています。
お互いに精一杯、"できること"に意識を向けて頑張りましょう。

今週もよろしくお願いいたします。