素直に生きる

おはようございます。5月になりました。
今日は松下幸之助氏の「素直に生きる」をシェアします。多くの方がご存じだとは思いますが、書かれた内容を改めて今に活かせればと

「素直に生きる」

逆境-それはその人に与えられた尊い試練であり、この境涯にきたえられてきた人はまことに強靭である。
古来、偉大なる人は、逆境にもまれながらも、不屈の精神で生き抜いた経験を数多く持っている。
まことに逆境は尊い。
だが、これを尊ぶあまりに、これにとらわれ、逆境でなければ人間が完成しないと思い込むことは、一種の偏見ではなかろうか。

逆境は尊い。
しかしまた順境も尊い。

要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。
謙虚の心を忘れぬことである。

素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚を生む。
逆境、順境そのいずれをも問わぬ。
それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。

ただその境涯に素直に生きるがよい。

素直さは人を強く正しく聡明にする。
逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。

おたがいに、とらわれることなく、甘えることなく、素直にその境涯に生きてゆきたいものである。

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不透明な中、それぞれの置かれた場所、立場でどのような在り方でいることが大切なのかを教示くださっています。
この逆境は、「今」を生きている私たちに本当に大事なことは何なのかを突き詰めているのかもしれません。

事態をどのように受け止め、どのような思考で行動していくのか。
強く、正しく、聡明になる
その基はやはり「素直」だと。

お互いに今日も精一杯、頑張りましょう。

IMG-4888.jpgのサムネイル画像 ウォーキング中に、アザミに蝶々が
(アザミの花言葉に由来する2つの言い伝え 1つ目はスコットランドにノルウェー軍が侵攻したとき、アザミの棘がスコットランドを守ったという伝説、スコットランド国花。2つ目は、聖母マリアが処刑されたキリストの十字架の釘を抜き埋めた場所から、アザミが生えてきたという伝説「祝福されたアザミ」「聖なるアザミ」と呼ばれています)