なぜ、ここのクリニックの院長は活き活きしているのか

いよいよ2019年、まとめの一週間になりましたね。おはようございます。

20191223.jpg 生のもみの木のツリー 迫力ありました!

先週は毎日、移動してクライアント先様で有意義な一週間でした。
そんな中、めちゃくちゃ嬉しいニュースが2件ありました。

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■なぜ、ここのクリニックの院長は活き活きしているのか
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1つは、これまでは院長先生の悩みの1つだったクリニックに対する書き込みです。
素晴らしいお褒めの評価がありました。

患者さんの主観が公表される時代、事実かどうか信ぴょう性はどこまでなのか分からないのですが、
実際、自分自身もレストランにしても、あらゆる業種で口コミを一つの指標にしています。

ちょっとした不平があると、大げさな不評もあったりしますが
高評価は、よほどの感動があったから書き込みをされると思います。

一人一人の患者さんに向き合い、それぞれのニーズに合った医療を提供することが目的ですが
書き込みを通じて、その努力の成果が分かる時代でもあります。

院長先生の嬉しい声と笑顔、目の輝きがより一層美しく感じました。

そして、もう1件

3回目のコンサルティング、こちらでは毎回、事務長さんが駅まで迎えてくださいます。
クリニックまで道中、前回からこの1ヶ月の様子を伺い、本日のテーマを決定していますが
なんと、看護部から業務に関する改善改良点についてのレポートを手渡されました。

凄いことです。

ご縁をいただき、まだ3か月ですが、スタッフの主体性が具現化されているのです。

現状に、問題提起をしてあります。
もっと効率的に質の高い対応ができないだろうか、という意思が伝わる内容でした。

例えば、問診票についての提起です。
アナムネの際、患者さんの話があっちこっちに飛んでしまい、時間がかかるのはなぜなのか。という疑問。
それを解決するにはどうするといいですか。という質問です。

なんの意識も持たず、ただアナムネは時間がかかるなぁ~(面倒だなぁ)とだけ思っていても何ら解決はなく、
逆にスタッフのストレスになっているかもしれません。

さらに、それは医療の質に直結しているのです。

組織のイノベーションは、このスタッフの主体性が最も重要です。

私共にご縁をいただく院長先生は、どなたも組織改革して進化を望んでいます。
その要はスタッフの意識です。

「あいさつをしなさい」とか、「笑顔で患者対応しなさい」とか、「報告をしなさい」とか
日常で指示命令ばかりをすることは、経営者としてはストレスです。

言われてする組織から脱却するには、どうするのか。
永遠のテーマのように感じる方もいますが
そのきっかけを創ることが院長先生のお役目でもあります。

スタッフはそのきっかけを待っているのかもしれません。

ヒントになれば幸いです!