これまでご縁をいただいてきた病医院の院長先生方から、「毎朝、背筋を伸ばして!?ブログを拝読しております」「ブログとホームページを拝見し、毎週の接遇委員会で参考にさせていただき提案しております」等、メッセージを頂戴します。
たいへん有難く、身がひきしまります。
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■「一緒に働けて良かった!」そんなチームで、やっていることは━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「潤沢なマンパワーを確保して、安定した医業を継続していきたい」と多くの院長先生は思われています。
しかし、家庭の都合や体調不良等など、予期せぬ人手不足になることもあります。
そんなとき、どのような取り組みをしていますか。
クライアント先でのことです。
こちらは、採用募集すると、看護師さんはかなりエントリーされていて余裕があります。
たまたま家庭の都合で受付スタッフ1名、急な辞職願がありました。
そこで、受付スタッフのサポートが必要になりました。
ところが、看護師さんたちにとっては不慣れな業務です。
ある看護師さんは「受付さんは、受付応対しながら予約電話の対応をするなどしていたんですね。看護師はこんな経験がなく、すごいと思いました」と。
これで終わらないのが、このチームの素晴らしさです。
なんと、看護師用の電話応対シートを作成されていて
私に「これでいいでしょうか」と見せてくれたのです。
聞き漏れがないように、受付スタッフに正確に伝達できるように
工夫されていました。
看護師さんや検査技師さんなど、医療行為のできる資格を持っているスタッフが
受付事務業務をするのに反発が発生することもあったりします。
しかし、このように
専門職であったとしても、互いに助け合うことが「チーム(組織)」だと認識されたクライアント先
特段、反発もなく
院長先生からの要望でもなく
このように率先して協働する組織です。
人材不足なると、仕事量が多くなったり、他部署の仕事だと思い込んでいたりするスタッフがいたりして
「できません」とか「無理です」と声が返ってきている組織もあるでしょう。
残念に思う気持が先にたつ院長先生も多いことでしょう。
では、なぜこのクリニックではこのようなスタッフに恵まれたか。
それは、3つポイントがあります。
1.日頃から部署間を超えた情報共有
2.助け合うチームを目指していると院長がメッセージし続けている
3.それを達成できる仕組みを構築している
スタッフからのネガティブな声はないのです。
「互いに一緒に働けて良かった!」院長先生もスタッフも、そう思えるクリニックです。
ヒントになれば幸いです!