緊張する場所と、そうでない場所
ありますよね。
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■ なぜ、診察室では緊張感が増すのか
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病院で診察室に入ると、更に緊張してしまう
そんな患者さんは多いと思います。
"もし悪い病気だったらどうしよう・・・"と 特に、不安がある時には
医療者は日常業務に追われると、頭では分かっていても、患者さんのその不安や緊張を察した応対にまで至らない場合もあります。
では、どうすると少しでもその不安や緊張を回避できるでしょうか。
クライアント先では、診察室への案内の仕方、診察室での介助時の立ち位置に注目することを勧めています。
看護師さん、助手さん、
診察介助の際、あなたは診察室ではどこに立っていますか。
医師の横に立っていませんか。
「この立ち位置は、絶対NOです!」と伝えています。
なぜなら、診察介助の目的から離れてしまっています。
そもそも、診療介助に入るのは、まずは患者さんに安心して診察を受けてもらう役割です。
医師が患者さんに病状説明などを話しているとき
医師の横に立っていると、患者さんはあなたに目線を合わせたりしていませんか。
診察室では、あくまでも医師と患者とのコミュニケーションが重要です。
あなたが医師の横に立っている、それだとその会話の監督になっているのです。
そして、医師と看護師(看護助手)、二人からの視線は、更に緊張感を高めています。
医師からの指示を受けて業務を回すことだけが診察介助ではありませんね。
患者さんの横に立ち、患者さん目線で医師の話を一緒に聞いてあげてください。
痛みや辛さのある負の状態を克服するには、あなたのそのサポート力が大きな貢献になっています。
それが、適切最善な医療に繋がっているのです。
ヒントになれば幸いです!