環境整備は接遇の基本でもある

雨が上がり、とても気持ちのいい朝ですね。おはようございます!

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■ 環境整備は接遇の基本でもある
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ある事務長さん、
「うちは、どうしていつもバタバタしているんでしょうか」という質問

その答えは、「お掃除ができていないからです」
そう、環境整備が行われていないのです。

接遇は対、人だけではありません。

環境も接遇です。

医療接遇コンサルティングでは、契約して3か月以内には必ず環境整備を提案しています。

多くの院長先生は患者対応の強化、改善には接遇だと思われています。
動く患者さんに目を配れるようになるには、まずは自分達の働く環境が整っていることからだと考えています。

なぜ、環境整備が重要なのかは
1.清潔 感染予防
2.安全 動線確保(緊急時等)
3.迅速な対応 モノを探す時間
4.乱れた環境では、心も乱れ雑になる
これらが安全安心な医療に繋がっているのです。

"誰か、今日の当番が掃除をすればいい"とか
"見える部分は拭いたから"とか

それでは、最高のパフォーマンスを発揮できる環境だとは言えませんね。

あなたは、自分の働く環境に対して、どのくらい意識していますか。
ヒヤリハットが起きてしまうのも、原因は環境が整っていないからかもしれません。

360度、ぐるっと廻って見てみると気づきがありますね。

10月からご縁をいただいているクライアント様から、先月実施した環境整備でのご感想が送られてきました。
その中に、環境整備で得たことが書かれていました。

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*先日もお忙しい中、本当にありがとうございました。
今回は患者様の目線で院内・外がどう見えるのか気づくことができ、どうしていけば良いのか、行動を起こす機会を頂くことができました。
今まで、なんとなく見て、感じることがあっても、日々の忙しさで流してしまったり、環境に慣れている部分もあり、上辺だけの掃除しかできていませんでした。
しかし、今回、患者様目線から気づきや私たちが不便に感じていることを流さずに、行動に移すことが発展に繋がると考えるきっかけになりました。
そして、その行動が新たな気づきを生み、次へと繋げていくことが大切だと思いました。
今回の研修で、以前から気になっていたことを上ににも相談でき、フィードバックしていただきました。
各部署の垣根を越えて、コミュケーションをとり、共有していくことで、環境整備のみではなく、安全な質の良い医療、働きやすさ、意識向上になっていくと実感しました。
実際に色々試しながら、今ある環境がどうか、患者様、上司、同僚の皆さんの立場になって考え、流さずに取り組み続けたいと思います。
その中で、チーム連携も強化していけたらと思います。
今回の取り組みで、想像以上に環境が整ってきたので、気持ちも明るくなり、スタッフ間でも前向きな相談をし合えていると思います。ここで満足せず、引き続き取り組んでいきたいと思います。
今後も、ご指導、アドバイスを宜しくお願いいたします。ありがとうございました。/看護師
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