医療接遇の必要性を伝える

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■ 医療接遇の必要性を伝える
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久しぶりに伺ったクライアント先の看護師さんから
「他院で受診した時とかお店に行くと、いろんなところが見えて気になります」と開口一番。

接遇を意識しているんですね。嬉しくなります。

しかし接遇研修は、参加率が低く悩んでいる病院もあります。

症例や感染対策などの研修会は需要度が高いのに、
病院の規模が大きくなればなるほど「接遇研修は参加率が低いです」と担当者から言われます。
企画から始まり、相当な時間と経費を費やしているのに申し訳なく思うときもあります。

全体の1~2割しか参加がなく、アウェイの病院もあります。

なぜなのか。

最大のポイントは
興味がない!ということだと思います。つまり、重要視していないのです。

人は自分にとって興味のあることには、どんなに忙しくても時間をつくります。
接遇に興味のない医療者にとっては、優位ではないかもしれません。

このように捉えられるようになった原因は、医療者だけでなく、伝え手側にも課題があるのだと思います。

今、デンタルクリニック向けのDVD制作依頼や、看護師さん向けの出版依頼が続いていますが
いかに興味を持ってもらうかを念頭に構築しています。

医療現場ならではの接遇
接遇力は、なくてはならないという領域になるには
どうするのか。

21年、提案し続けていますがまだまだ研鑽する必要がたくさんあります。

接遇力がどのように影響を与え、いかに成果(医療精度)に直結しているのかを分かりやすく理解してもらい、現場に活用できるようにしていくことです。

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