目配り、気配り、心配りの大切さを収得するには

今回は3回目の医療接遇コンサルティング。
玄関を入り、2階の受付外来フロアーまでの階段を見た瞬間に
こちらのクリニックは完全に変化したと思いました。IMG-4111.jpg

(前回、前々回と患者さんは「なぜ、このクリニックに来院するのか」という話をしました)

階段の角まで、砂ぼこりひとつ、ありません。

なんて、素晴らしい! 

医療現場は清潔であることは大前提です。
しかし、玄関先まで目配りが行き届いている病医院は、たくさんはありません。
清掃係がやることだと思い込んでいる人もいます。

クライアント先で話すことですが、
例えばの話
知人、友人宅を訪ねたとき
玄関先に足の踏み場もないほどに靴が散らかっているのか、整理整頓された玄関なのか
あなたはその光景を見て、どのように感じますか?と質問をします。

入った瞬間ですが、もうすでに、その背景にある状態をも察知しているのです。

つまり、目に入っている環境が医療の質だとも言えます。

接遇において、目配り、気配り、心配りの大切さがあります。

その真髄を収得するには、まずは環境を整えることだと伝えています。

なぜなら、千差万別な患者さん、毎回同じ状態でない患者さんを察知するのは、
どこになにがあってと自分達の環境を整えることができて
用意周到な環境づくりからだと考えます。

あなたの働く環境は整理整頓されていますか。
モノを探す時間は、無駄な時間でもありますね。