おはようございます! いつもご覧いただきありがとうございます。
2019年11月、スタートしました。
皆さんは、この一か月どのような予定を立てていますか。2019年の目標達成に、残りの61日。お互いに精一杯頑張りましょう。
あなたは、「接客マナー」と「医療接遇」の違い、ご存知でしょうか。
初めてご縁をいただく先で、接遇は接客マナーだと捉えている人もいます。
あいさつの仕方やお辞儀の角度、笑顔、話し方などだと。
例えば、お辞儀をする際に手を重ねる位置などに留意することなどだと思っている人もいます。
もちろん、それも大切ではありますが、医療現場で求められる接遇応対は異なります。
先日、医療接遇コンサルティングを導入したクライアント先の看護師さんが
第1回目の研修でのご感想として寄せてくださいました。
私が提案する「医療接遇」をよく理解してくださっています。
接客マナーとの違い、ご参考にしてください。
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*先日はお忙しい中、ご指導いただきありがとうございました。
医療における接遇は、単なるマナーではなく、患者様、上司、スタッフとのコミュニケーション。
人間関係、安全管理、環境整備など、様々な事に繋がる奥深いものだと気づくことができました。
そして、多くの要素がつまった接遇が、院長の目指す病院になり、職員が大切にしているものが更にいかされていくのかな・・・と思うと、すごいことだなと思いました。
それが、やがて自身の仕事に対するやり甲斐、人生の豊かさ、糧にもつながると思うと、本当に貴重な研修に参加させていただいていると感じました。
日頃から、患者様、ご家族が安心、納得できるよう心掛けているものの、忙しさで余裕がなく、どうだったかな・・・と気になることもあります。
受け取り方、考え方は人それぞれで、相手が何を求めているのかを大切にし、今まで以上の対応ができればと思います。
その上で、初期対応も大切ですし、継続も大切だと思いました。
このこと以外にも、研修で多くの新たな気づきや改めて考えさせていただくことができました。
1つ1つの事に意味があると思うので、今後の研修を通して、視野を広げて、自身を振り返りながら職場、患者様、ご家族の役に立てればと思います。ポジティブな研修をありがとうございました。今後も宜しくお願い致します。/看護師
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あなたの捉えている接遇との、違いはありますか。
痛みや不安を解消、回避する現場だからこそ、このような捉え方が重要だと伝えています。
「あいさつをしなさい」とか「笑顔で対応しなさい」とか「もっと患者さんの話をきいてあげなさい」とか
接遇は、言われてすることではないのです。
人は、自分に余裕がなければ
相手に優しく、思いやりを持って接することは難しいですね。
まずは、自分自身の心の状態をマネジメントすることからだとも言えます。
今朝、あなたは寝起きに顔を洗う際、鏡に映った自分の顔を見て
どのような感情が芽生えましたか。
鏡に映ったあなたの表情が、今の心の状態だとも言えますね。
大切な命を、全力でサポートするあなただからこそ、
まずは自分自身の接遇も大事にしてみてはいかがでしょうか。