この仕事に携わり21年。
進化して、発展している医療機関の人材の特徴がはっきりしてきました。
それは、「素直さ」と「柔軟性」です。
この2つを持っている、クライアント先は
みるみる変化しています。
スタッフはもちろん、院長先生も。
先週、新規クライアント先でこんなことがありました。
一番若いスタッフ、見た目は髪は染め、今時の若い人 と言われるような雰囲気です。
しかし、研修終了後に「身だしなみについて、意識していませんでした。爪を切って、清潔にします」と全スタッフの前で言いました。
凄いことです。
多くの指導者の人材育成での悩みは、いくら指導しても変わらない人。
変われない人、変わりきれない人です。
「何度も何度も同じことを言っている」
「返事はいいけど、数日すると元に戻っている」と愚痴が出てしまう。
「繰り返し、忍耐強く関わることで何とかなる。いや、何とかなって欲しい」と願望を唱える。
このような状態の指導者も多いのではないでしょうか。
では、どうしたらいいのか。
3つのヒントがあります。
1.相手の存在を承認
2.変えよう変えようと、しない
3.1つでも、少しでもできたら、「よし!」とする
つまり、育成は柔軟であることなのです。
そして、重要なことは、
言動を注意することはあっても、人格や性格を否定しては人は育たないと分かりました。
いつも、リーダーの方々には、「仕事のサポートではなく、相手の成長の支援をすること」だと話しています。
「皆さんのように、できるのであれば、育成は必要ありませんね」と話すと笑う方もいたりします。
一生懸命になればなるほど、自分の理想に近づけていきたい気持ちになります。
自分の理想が相手の目指す将来像だと、ストライクゾーンですが
そうはいかないですね。
素直さと柔軟性、私自身も成長していきたいので忘れてはなりません。
あなたの今日に、少しでも、ヒントになれば幸いです!