待ち時間クレームに悩むのではなく、できることは その2

あっという間に週末、連休明けの一週間はいつも以上に早く感じていることでしょう。

待ち時間クレーム対応に事前準備について
つぎに、環境整備を提案しました。
そもそも、待ち時間クレームになぜ、環境整備? と思われた方もいるでしょう。
なぜなのか。
その意図は、患者さんの動きに敏感に反応するためにあるとも伝えています。

ほとんど待ち時間が長くなるのは、患者さんが多い時
自分の業務に追われて、全く周りが見えていないときにクレームは発生します。

長く同じ席にかけていないか、気分は悪そうにしていないか など
待合室に目配りをして状況を把握することが必要です。

いくら「患者さんに目配りしてください」と言っても、日頃の環境がよく見えていないのに
どうして代わる代わるの患者さんの動きを把握できるのでしょうか。

目を配り、相手の状態を把握し、適宜に声をかける
こうすることで、待ち時間クレームも減り、
ヒヤリやインシデントとなる医療事故回避につながっているのだと考えます。

待てど暮らせど、声がかからず、「ちゃんと診察してもらえるのだろうか」と不安に感じている患者さんが
あなたの目の前にいるかもしれません。

患者さんはあなたの視線(ちゃんと把握していますよ)
「もう間もなくですよ~」という声掛けに安心するのです。
それが、真の接遇だと。

忙しい時だからこそ、虫の目から鳥の目になる
それには、まずは環境を整えることからですね。

今日も全力で患者さんの命をサポートするあなたの
ヒントになれば幸いです!