患者さんにもスタッフにも選ばれ人気のあるクリニックになるには;その3

コンサルティングで、多くの院長先生から相談される「スタッフがなかなか変わってくれない」お悩みについて
3回にわたり解決のヒントをお伝えしています。

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スタッフの為に少しでも効率的になればと
張り切って、業務改善しようと思っている院長
しかし、スタッフはなぜか後ろ向き
どうしてなんだろう???と 悩むことがある

そんな時、スタッフの言葉にヒントがある!

なかなか変われないスタッフの言葉
「共通点はありますか」「似たようなケースだと・・・」「今までどおりでいいですか」「同じようにやってもいいですか」と話してはいないだろうか。

そして、院長先生の言葉は
「改善点は」「改良するには」「○○は、違うけど似ている」あるいは
「新しいことは」「変化するには」「これまでとの違いって何」「面白いよね、ユニークだよね」と 話してはいないだろうか。

同じ現況(場面)であっても、違う言葉を発している。

変わらないスタッフは、改善するとか、新しいこととかに、フォーカスしていないのである。
つまり、長期の安定を求め、共通点を意識し、持続的な進化や進展があると、やる気が出ず
大きな変化や革新があると、さらにやる気のスイッチはONにならないのである。

一方、変化を求める院長先生は、大きな変化や革新を求め、相違点を意識する、あるいは持続的な進化や進展を求め、改善点を意識している。そして、逆に長期間安定し同じであると、やる気が出ないどころか、このままでは・・・と思っている。

その人の行動は、言葉によっても伝達されている。
思考と感情は、言葉と行動である。

相手が意識していないことを、何度も繰り返し言っても、結局、耳には入っていないのかもしれない
つまり、スタッフは聞きたいように聞いている。

では、どうするといいのか。
コンサルティングでは、院内でディスカッションするときに、スタッフの話す言葉を聴いて分析することを勧めている。
なぜなら、ユニホームを着ていても、ボタンを掛け違えたシャツをスタッフが着ていては、理想どおりのスタイルにはならない。

相手の今の状態を承認することでから、始めてみては
人は、承認され(良いところを認める)、役立ていると感じ貢献したいと思えるようになるのでは

ヒントになれば幸いです!