患者さんにもスタッフにも選ばれ人気のある病院;その4

患者さんにもスタッフにも選ばれ人気のある病院
そこには、柔軟な在り方がある!

「こうなければならない」
たくさんの経験を積めば積むほどに、こんな気持ちが先立つこともある

患者対応は、業務のやり方は・・・と

先日伺ったクライアント先でのこと
「新人育成に悩んでいます。出だしはみんなよかったんですが、2か月が過ぎ、順調に育っている新人と、なかなか思うように育ってくれない新人と、看護師として基本的なことでも時間がかかっていたりするんです。
そんな時、『これはこうでしょう、こうしてするんだったんでしょう』と何度も繰り返すんですがとにかく時間がかかってしまって・・・」と悩みがあるプリセプターもいる

どうすれば、いいのだろうか

それにはまず
プリセプターがこうあるべき論を外すことからだと伝えた

新人の得手不得手はある
それは、経験を積んできた先輩や上司にもある

できて当たり前と思っていることが
相手にとっては、できるできないの段階にまで至っていないのかもしれない

つまりわからないことが、分からい状態かもしれない

プリセプターとして決して、間違ったことはしてはいないのだが
自分にとっての「こうあるべき論」と相手にとっての「あるべき論」は
同じだとは言えない

新人の成長を心から願い、熱意が高ければ高いほど
柔軟な在り方が
功を奏すのではないと伝えたら

早速、その変化があったとメールをいただいた

コンサルティング時、現場では、対応力は柔軟性です!と常に伝えているが
それは、あらゆることに繋がっている

もし、あなたが思うようにいかないことがあるのであれば
「こうあるべき」という言葉を声に出すのを控えてみてはいかがでしょうか。

私も気を付けてみます
ヒントになれば幸いです!