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私がこの仕事をしようときっかけをくれたひとつでもあるのは、前職で隣接の国立病院に入院する難病の患者さんの生き様にもあります。
病棟から電動車椅子に乗って、渡り廊下を通り、「フクオカさん、お疲れ様~。良かったらこれ」と言って野の花を摘んで
ようやく上がるか上がらない手で渡してくださった方
そして、微かに動く足の指で書いた力強い絵画のはがきをわざわざ持ってきてプレゼントしてくれた方
手足は健康ではないけれど、頭と心は素晴らしく、
愛溢れる方々だった。
先日、立ち上げをサポートした患者会から
そのお一人がお亡くなりになったと聞いた。
あの頃に声をかけてくれた筋ジストロフィーやALSの患者さんは
ほとんどお亡くなりになっている
体は自由でなくても、ハンディがあっても心は強く、笑顔で、他者との関わりに礼節を持って
その一日を精一杯生きることの大切さを教えてくれた
今、私はあの時の彼らのように
懸命に生きているだろうか
と自問する