実践ロールプレイングは現状から外れていない

おはようございます。いつも「笑顔と感謝」をクリックしていただきありがとうございます!
師走の言葉通り、12月も折り返し時間の感覚が短く感じるのは私だけでしょうか。

研修は現状から外れていない

毎月伺っているクライアント様先で患者応対向上に全看護師の方に一年計画で約15~20名グループに分けて
実践ロールプレイングを実施しています。

各病棟から2,3名参加し実際の対応で困難事例だったケースをディスカッションしていますが、
前回の参加者から貴重なご感想をいただきました。

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*今回参加することにより、大変勉強になりました。

若いときは見て聞いて、やってみると言われていましたが、ただプリントを読むだけではなく、ロールプレイングすることによりいろんな意見を聞くことが出来ました。
また、多義語という言葉もわかりやすく説明していただきありがとうございました。
(実はこの忙しいときにやめて欲しいと思っていましたが、大変勉強になり、貴重な時間をありがとうございました。) 

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このご感想から、現場は多忙なのに研修をする意味があるのか
と思っているのだと知ります。

これまで、外部講師を招いて研修を実施されてきたようですが
接遇研修に対するイメージは、やらされている感があるんだと

認知症や、会話の出来ない患者対応にはある意味不必要だと捉えている方もいたりします。

確かに、会話の成立しない方に
こちらがいくら話しかけても帰ってこない反応に現場の看護師さんはもどかしさもあるかもしれません。

しかし、なんのための看護師なのか。
医療行為だけをすることではないのではないでしょうか。

言葉はなくとも、看護師さんがケアをしてくれる温かな手のぬくもりを感じているはずです。
そして、ご家族からは看取りに「ありがとうございました」の言葉があるはずです。

家族で看取ることを選択しない時代、人生の最終章に「あなたがいてくれた」ことに
患者本人も家族も感謝の気持ちはあると思います。

なぜ、接遇やコミュニケーションが重要なのか
その本質を理解していただけるようしていかなければと

看護師という仕事を選んだ根底に、もったいないと