指示の出し方が結果
「どうして、あの部下は言ったとおりにしてくれないのだろ」
「なぜ、出来なのだろう」
そんな悩みの言葉が口から出た経験は、多くのリーダーにある。
毎月伺っているクライアント様先で
昨日もリーダー研修ではそのようなディスカッションが聞こえてくる
言っても
教えてもわからない。
なぜ?
どうして?
と追及しても
予定していた結果はない。
ではどうしたらいいのか。
相手に分かりやすく説明する戦略が必要だ
まずは、1.主張が明確であるか 2.理由が明確か そして、論理シグナルか使われているか
何をなぜ、伝えるのか
なぜには、その目的達成と問題を回避する言葉が入っているだろうか。
例えば、リハビリのセラピストが患者さんにリハビリを開始する際、
「早く歩けるようにしましょう」と言ってスタート
「ハイ」と始める方と、「今日はリハビリはしない」と拒否する方がいる
ここに、発信者(セラピスト)のコミュニケーションの傾向がある。
「早く歩けるようにする」=目的志向のコミュニケーションである。
相手が問題回避だとこの言葉ではリハビリ拒否は起きうる
なぜなら、「もうこれ以上悪くならなければいい」という患者
つまり、問題回避型だからである。
コミュニケーションをとる時、相手の特性は目的志向型なのか問題回避型なのかはわからない
だから、指示を出す理由には、両方の言葉を入れることが結果に繋がる。
昨日も、ロールプレイングしながら指示出しの仕方をトレーニングした
部下(相手)がわかってくれないのではなく、
こちら(伝え手)が、変えなければ伝わらない。
いただいたご感想
*伝え方を考え、相手にあわせて伝える様、訓練していきます。
相手を気持ちよく動かせるように。難しいですが、訓練ですね。(総務課リーダー)
*コミュニケーションのことをよく理解し、それぞれの個性を理解していきたいと思います。(臨床工学士リーダー)
*話し方も特性があるのだと気づいた。けど、変えることも出来る手段も知り、勉強になりました。今後に活かしていきたいです。(看護師リーダー)
~*~*~*~
あなたは、部下(相手)の方の特性に合わせて話せるスキルをお持ちですか。
この日の研修のご感想もご覧ください。
伝え方を考え、相手にあわせて伝える様訓練していきます(7/20開催)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
誰にどのように声掛けをすればよいのかもう悩まない!
医療スタッフ育成リーダー研修はコチラ↓