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褒めて育てる

新医療人も仕事に慣れ始め、少しずつ現場での活躍の場が増えてきたころ

意気盛んな新人とそうでない新人が目につきだすころでもある。

心理学者ハーロックが小学5年生の３つのグループに5日間算数のテストをさせ、
一つのグループには成績を問わず褒め、二つめは叱責し、三つめは何もしないという内容で対応を分けて成績の伸びを比較した結果
成績を褒めたグループでは成績が上がり、叱ったグループでは成績が停滞し、何もしなかったグループでは変化がなかったという実験

期待することによって、やる気が引き出される
この現象を「ピグマリオン効果」と呼ぶ

ギリシャ神話にキプロスの王ピグマリオンが自分で彫った象牙の乙女像を愛し続けた結果、本物の人間になったというお話にちなんでいる

リクルートにエネルギーをかけ、採用した新人ら
どうか、順調に育ってほしいと願う気持ちはどこも同じ

成長の伸びしろは様々であるが
順調に成長している新人とそうでない新人が少なからずいる

同じように育成してきたつもりだが、その差が可視化され始めていたりもする

問題はフェードアウトしそうな新人である

同期との差が出始め、出来ない自分と思い込みだしているかもしれない

小さなことでも毎日、ピグマリオン効果で育成することも一つの手

人は期待することでやる気が出る

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貴院の理念を根付かせ、自分で考え、行動できる人材育成