弁えを知っている日本では

おはようございます。寒さを一段と感じる朝です。

 

1月28日、国内3位の航空会社スカイマークが民事再生法の適用を申請した。

これまでの航空会社にはない路線の拡大化、低料金と乗客に良かったかもしれないが

客室乗務員にミニスカートを採用した新聞記事を読んだとき

「?…あり得ない!」と感じた。

実はその時、内情は厳しく

どうしたら注目を集め、集客するか

だけが焦点だったのだろうか。

 

このミニスカートについて2つの局面から

そもそも安心安全な業務をこなすのに、乗務員がキビキビと対応できたのだろうか。

かねがね「身だしなみ」と「おしゃれ」の違いを新人研修とかで伝える側としては

機能的であることも重要と話している

 

そして、もう一つはスカイマークの顔である客室乗務員が本当に心地よくミニスカートを自分の仕事のプライドに相応しく誇りを持てる制服だと自負して着用していたのだろうか

私はスカイマークに乗ったことはないが、空港で数回、あの短いスカートを着た乗務員を見たときに

気を使った振る舞いが必要になるだろうと感じていた。

 

男性客に受けるためだったとしたら

乗客はそんなことは一時の話題にしかない。

海外だったら軽いノリで楽しい雰囲気を提供できるかもしれないが

ここは日本

月に10回ほど飛行機を利用するとき、隣に座った男性の方は

必ずと言っていいほど、荷物を荷物棚から降ろしてくださる紳士ばかり

弁えを知っている日本人には本当の意味では皆無だったのだろう。

 

新機軸で颯爽と航空業界にデビューしたが、この一般的には考えられない戦略の末路。

 

経営において

他山の石かもしれない。と改めて自社を振り返る機会とも言えよう。