見えないところに、患者さんに安心して医療を受けてもらいたいという医療接遇の本質がある

空気が澄み切って、肌にあたる風もキリッとして冬らしい一日の始まりです。おはようございます。
ただいま北陸新幹線に乗車中です。

20200219.jpg 朝露に瑞々しい椿

新型コロナウイルスで、ほとんどの医療機関では、感染対策に入念していることと察します。
医療現場で優先されるのは安全な環境ですが、改めて清潔不潔の徹底が正されます。

接遇は対、人だと捉えがちですが
環境も重要な医療接遇だと伝えています。

緊急性を要する場面での、動線。
感染をしない環境整備。

全ては、安心安全な医療を提供するには必須であることは言うまでもありません。

インフルエンザ等が流行り出したからと慌てて意識するのではなく、日頃から清掃、整理整頓を徹底する習慣が必要です。

先生のクリニックでは、どのような取り組みをしていますか。

例えば、トイレの清掃は一日1回だけだったり、ドアノブ(取っ手)は拭いたことがなかったり、とかだとしたら
この機会に徹底した環境整備を提案します。

私が伺うクリニックでは、導入時は問診時使用する体温計は感染予防をしますが、使ったペンを拭くまでをするクリニックはありませんでした。

患者さんが使用したペンを拭くことまでも提案しています。
なぜなら見えないところにこそ、患者さんに安心して医療を受けてもらいたいという医療接遇の本質があるのです。

早速、掃除の仕方も含め再確認してみてはいかがでしょうか。ヒントになれば幸いです。