医業経済実態調査から、本業収支の差は

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【医療経済実態調査から、本業収支の差は】

昨日、厚労省から発表された「医療経済実態調査」、2020年度の病院収支はコロナ関連補助金でかろうじて黒字を確保した医療機関もあったようですが、
診療控えで、本業収支は厳しい実態だった医療機関も多かったようです。
一方、本業収入増が確実だった医療機関もありました。

この違いは、弊社クライアント様の動きからも考察できます。

昨年、コロナ禍になり、あるクライアント様先の院長先生から提案された
院長先生のお悩み相談コンサルティングを開始しました。
オンラインにて、定期的に各医院の院長先生からお話を伺っております。
ご紹介も多くなり、各医院の現況に少しでもお役に立てればと実施しておりますが、
診療を行いながら経営もなさる院長先生は、患者さん対応はもちろんのこと
スタッフ育成も注力していかなければなりません。

人材を確保して、安定した経営は、多くの医業経営者は同様です。
毎月お話を伺いながら、どちらのクリニックでも、大なり小なり課題はありますが、
順調な院長先生は
「このような時(コロナ禍)だからこそ、このような時間と機会が大事だ」と仰います。

予測されない事態だからこそ、自身の経営の在り方を振り返る、人材育成の確認をするなど
それが、堅実な医業経営になるのだと教えてもらいます。

着実な医業経営には、日頃からの取り組みが、顕著な結果に出ているのではないでしょうか。