みんなでやれることはする風土に

おはようございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

昨日の感動です。

入職して、1年半ほどになる歯科医院受付スタッフの方
医療業界での仕事は初めてという女性です。

4ユニットを一人で任せられています。
毎回、コンサルティング時により丁寧な接遇応対と、効率的で迅速な対応にするために一緒に考えてきました。

当初、来院した患者さんに「保険証、ありますか」と聞いていた彼女。
初診、月始めは、患者さんが来院したらすぐに保険証確認をすること。と教えてもらったのでしょうが、
少しぶっきらぼうな感じに聞こえてしまうほどでした。

その場面を拝見して、「保険証はなぜ、預かるのか」とその目的を共有しました。
すると今では、なぜなのか。をしっかりとわかりやすい言葉で、表情、声のトーンに配慮してお預かりするようになっています。

今回のコンサルティングでは、「キャンセルした方が、再予約した日時を忘れてしまうケースがあったのですが、どのようにしたらいいのでしょうか」と質問ももらうほどに成長されています。
その改善策を伝えると、早速、電話応対でその手立てを実践されていました。

とても能力の高い方だと、改めて知ることでした。

入職して3ヶ月目からはレセプト請求も一人でこなしています。
返戻も月に1・2枚ほどになりました。

正直、髪の色やコンタクトの色など、かなりやんちゃな身だしなみだったので、気にしていたのですが、
着実に、自身の役割を認識して実践する姿勢に感動します。

机の前には(カウンター下の患者さんからは見えないところ)、私からの提案されたメモが「!」マークつきでありました。

できるところを褒めていらっしゃる、院長先生の育て方がやはり結果を出しています。

そして、またまたこちらでは感動がありました。

私が伺う日は午後休診して、研修をしています。
午前診療終了時、最後の患者さんの会計を受付スタッフがしていると、副院長先生が受付横のカルテ室に入り、翌日診察予定の患者さんカルテを準備された予約票に合わせ取り出していました。

医師だからとかではなく、みんなでこのクリニックでできることをする その精神が構築されてきたと思う開業3年目のクライアント様です。