おはようございます。いつもご覧いただき心から感謝いたします。
快晴です!都内は天気予報では、真夏日になるようです。
【どうしたら、ヒヤリハット報告をしてくれるのか】
先生の病院・クリニックでは、ヒヤリハットの報告はありますか。
スタッフが少人数だったり、開業したばかりだと、まだないかもしれません。
あるいは、報告用紙を作ってはいるものの、報告はほとんどない医療機関もあるのではないでしょうか。
クライアント先の院長先生から「当院では、ヒヤリハットが起きたら報告するように言ってはいますが、全くありません。どうしたらいいのでしょうか」と訊ねられました。
管理者はこのようなお悩みはあります。
日常業務では、ヒヤリハットは全くないということは、まずないと思います。
しかし、なぜ報告がないのか。
その理由は大きく2つあると考えます。
1.ヒヤリハットだと認識しているか
2.報告したら、どう思われるか・報告したら、怒られるのではないか
では、どうするといいのか。下記のようにお伝えいたしました。
1.まず初めにお伝えして欲しいことは、インシデントやアクシデントが起きない手立てとして、とても重要なことだということ
2.どんな些細なことでも、報告してくれたことに感謝の言葉を
3.院長先生自らヒヤリハットがあれば、全スタッフと共有する
4.そして、職員(あなた自身)とクリニックを守るためにある
5.報告書の書き方を決めておく
5W1H等で①When:いつ(日時) ②Where:どこで(場所) ③Who:だれが(主体) ④What:なにを・なにが(行動・物) ⑤Why:なぜ・どうして(理由・原因) ⑥How:どうした・どうする(対応・対策)
また、ヒヤリハットという言葉自体が、ネガティブな言葉としてイメージされているようです。
ですから、「今日の気づきノート」とかにして書きやすさも必要かもしれません。
人は誰しも、ミスは起こすものです。
ミスを起こしたスタッフを叱責しても、解決はありません。
逆に、マイナスに働く恐れがあるのではないでしょうか。
ヒントになれば幸いです。
年度末・年度初めの一週間、今週もよろしくお願いいたします。