患者が減って、ネガティブな考えが浮かんだら

今日も医療現場でご尽力くださっている医療者の皆さま、ありがとうございます。

新しい一週間です。
日々更新されていくコロナ罹患者数、テレビでは渋谷スクランブルの人出の様子を映しながら、行政の在り方をコメンテーターの方々が議論しています。
一日も早い終息を願っているのは、全世界共通ですが、打開策を待つだけのもどかしさを感じます。

【ネガティブな考えが浮かぶ時にはすぐに行動】

もう10年以上も前のことです。あるクリニックで受付カウンターを整理整頓するように提案したときのこと
"患者が多いんだから、カウンターを拭くなんて時間がないでしょ・・・"
そんな心の声がリーダーの方の表情から聞こえてきました。

医療現場は安心安全であることが前提であることは理解していても
接遇と聞くと、面倒だと感じているようでした。
特に、片づけとか、整理整頓とか言われると、やることが多いのに、掃除まで・・・といった気持ちになるようでした。

安心するには安全な領域であることをメッセージすることです。
では、安全な領域であることをわかりやすくするには、環境を整えることができます。

動かなくてもいいように所狭しと置かれたモノにあふれていると、大事なものが見えなくなっていきます。

片づけや整理整頓は、心がやる気になるのは待ってはいけない と思います。

今、コロナ禍になり、感染予防対策がどれほど重要かは、
基本の環境整備だったのです。

もし、先生のクリニックが患者が減って、どうしようか と悩んでいらっしゃるのなら
デール・カーネギーの言葉を送ります。

行動せずにいると疑念や恐怖が生まれる。
行動すれば自信と勇気が生まれる。
恐怖を克服したいのなら、
じっと考えるだけではいけない。

今週も「行動」あるのみですね。よろしくお願いいたします。