迅速で効率的な医療行為ができる新人に育てるには

立待月(満月から二日目の月をこう呼ぶらしい)に夜明けの空、雲一つなく気持ちのいい朝です。
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コロナウイルスを吹き飛ばして、思いっきり春の到来を満喫したい!ですね。

昨日、またまたクライアント先で感動することがありました。
新卒で入職した視能訓練士さんの成長の件です。

より効率的な仕事になるように、工夫をしていました。

こちらでは予約した患者さんの検査は当日、1回1回電カルを開き、検査内容を確認するやり方でした。

スタッフ一人一台ずつパソコンはありません。

看護師さんを含め、数人で共有するパソコン
見たいときに、ほかのスタッフが使用していたら
業務がストップします。

そこで、彼女は予約された全患者さんの検査内容を一覧にして、前日にプリントアウトし先輩ORTさんらにも共有して、患者さんをお待たせすることなく進めていました。

昨年の今頃はまだ学生だった方
新人の時は、技術はもちろん、学ぶことでいっぱいいっぱいですが
30年以上続けてきたやり方を変える勇気と能力に感動です。

なぜ、このように成長することができたのか。
2つのポイントがあります。

1つ目は、なんといっても院長先生の柔軟性です。
2017年からご縁をいただいています。
コンサルティング当日、現状を分析し、その日に最も必要とされる内容を提案してきました。
その提案をスタッフ全員とディスカッションし実践して、自院の風土に併せ更新されています。

2つ目は、新人であっても上司や先輩らが賛同してくれる体制があることです。

新人育成でなかなか育たないと悩んでいらっしゃるのでしたら、とても参考になるクリニックです。

先生のクリニックでも、
"もっとこうしてみたら" "このやり方を変えたほうがいいのでは" と思っているスタッフはいます。

ぜひ、仕事のクオリティを向上するために
柔軟なディスカッションをしてみてはいかがでしょうか。

自院の不合理や不具合を一番知っているは、スタッフの皆さんですね。
毎日、実務をしているからこそ気づきはあります。

ヒントになれば幸いに存じます。