週明け月曜日、始発の新幹線
車窓からの新緑が目に鮮やかです。
どうして、スタッフは分からないのか
クライアント先の院長先生
「クリニックでの基本的なことについて、勉強して欲しいと資料や本を買って渡していますが、全く読んでいないようです。レセプトも返戻のたびに、あとから気づいたりして手間がかかっているのに、どうしてなんでしょうか」と
経営側がいくらお願いしても、「忙しいので」とか「それは無理です」とか
仕事としてやるべきことであるにも関わらず
そう思っている院長先生もいらっしゃる
このようなことは、多くのクリニックであること
院長先生にとっては、やるべきこと
しかし、スタッフにとってはやるべきこととは認識していないケースもあります。
もちろん、プロとして最低限の技術や知識は必要ですが
何が違うのか、大きくは2つだと考えます。
1.意識の乖離
2.用意周到なのか事後承認なのか
業務ひとつに対しても、経営側と雇用側の捉え方や認識度の違いがあります。
その乖離を解決する最初の手段は
「なぜ、そうするのか」「なんのためなのか」とまずは、目的を共有することです。
今回も、ただ「勉強してみて」と本を渡すだけでは
その意図は達成されません。
"本を渡されたら、読んで勉強して、仕事に活かしてくれるはず"と思っていても、それは、思いであって、実践はされないのです。
そんなことまで、言われなくてもということこそ、丁寧に真意を伝えることで、スタッフも協働します。
"分かっているだろう" "分かるだろう"
いえいえ、分からないのがスタッフなのです。
ヒントになれば幸いです!