どうしたら、スタッフが辞めないのか
ご紹介で伺った院長先生からの言葉
今の時代、人材確保に苦渋している組織は多い
スタッフが辞めてしまえば、業務が回らなくなる
スタッフが辞めないように
その日その日を、事なきに終わるのがやっとというクリニックもあるのだろう
安定した医業には、やはり人材である
では、どうしたらいいのか
福利厚生はもちろんのこと
もっとも重要なのは、やはり人間関係ではないかと思う
看護師が受付スタッフの仕事を軽視したり、あるいは従業員だからという感覚で雇用していたりするのではなく
互いに尊重される関係を構築しているかで
スタッフの意識は違う
つまり、人間関係の良し悪しで、"自分はこの組織にとって存在価値があるかどうか"に至る
増患増収したいが為に、患者さんばかりをみてはいないだろうか
患者さんのため、患者さんにとって...と患者さん中心の言葉だけを発信してはいないだろうか
増患増収を達成するには、やはりスタッフの在り方や意識が反映されているのであるから
まずは、地固めが先行されることだ
昨日、毎月2年にわたり伺っているクライアント様の
院長先生との面談で
「経営には、やはり人材です! スタッフがいなければ、いくらやりたいことがあってもできないです」という言葉があった。
こちらは、スタッフの入れ替わりもなく、産休育休していた方が3年ぶりに昨日は復帰していたりと看護師は増員して倍の人数になるほどだ
もちろん業績はうなぎ登り
午前外来終了後、全スタッフが参加しての研修では
「このクリニックでやりたいこと」と各自シェアしてもらった
建設的で前向きな意見、目頭が篤くなるほどの内容に2年の月日の重さを感じた
「看護師さんが足りない」と嘆いている院長先生には
きっと、羨ましい話だ
人材育成には時間を要する
一足飛びに、思うような体制ができるわけではない
人が辞めない組織にするには
スタッフ一人ひとりに業務終了後、院長先生からの「今日もありがとう、お疲れさん」という
心からの言葉なのかもしれない
ヒントになれば幸いです!