「なぜ、勤務中におしゃべりをするのか」あるクライアント様先、院長先生からのご質問。
それは、ひと言でいうと、「『患者がいるときだけが自分たちの仕事』と思っているかもしれません」と応えた。
なぜなら、患者さんがいるときは、一通りのルーチンワークがあり、それを大きなミスなく終えれば「やっているつもり」になってしまうから。
本当は、患者さんが在院していようがいまいが、自由時間はないのにだ。
高校生の頃、急に教科担当の教師が休みだと、「自習時間」になり、
あの時、静かに一生懸命復習や予習をしていた人と、思いっきり、大声で盛り上がっていた人といた。
組織も、管理する人がいないと、学生時代の自習時間同様の状態になり
「今日は、暇だよね」といいつつ、「ま、ゆっくりできるし、ラッキー」なんて心の中で言っている
そこに、そんな緩い状態に、受付で患者が目の前に立っていたりすると切り替えスイッチのタイミングがずれて、
クレームが起きたりしている。
「おしゃべりをするな!」と言われても、する人はする。
では、どうするのか。
業務量を増やすことはどこでもするが、"質を高める"ことを常に意識化することだと提案している。
例えば、ルーチンワークの見直しだと「この書類、この情報量で適切な医療になるのか。あるいは、自分が記入する側だとしたら、書きやすさはあるのだろうか」
など、数えれば、10どころか20も30も、いや、場合によっては、100個あるかもしれない
そして、質を高める際は、『何のために』『影響されることは』という視点を置くことが大事だと考える。
あなたの部下はおしゃべりをする環境に居ませんか。
ヒントになれば幸いです!