納得する栄養指導
クライアント様では、管理栄養士さんの栄養指導の仕方をロールプレイングすることが多くなってきた。
糖尿病等、食事のコントロールを必要とする患者さんに対して
「指導してもなかなか管理できていない」あるいは「もっと専門職としてのスキルを上げたい」などが理由であるが
先日伺った先では「しっかりとした栄養指導を行い患者さんはもちろんのこと、組織にもコストを取って貢献したい」という方がいらした。
前回は5か月前
患者さんにお断りして、実際の栄養指導を聞かせていただいた。
そして、今回再度、当日予約の入った前回とは違う患者さんでの指導も同室させていただいた。
驚くほどに、内容が変化していた。
前回、実際の指導をフィードバックし
何の目的でこの指導をするのかを明確化し
患者さんが知りたいこと
自分が伝えたいこと
そのギャップがないかについてディスカッションした。
患者さんをコントロールするのではなく、自発的な栄養管理を目指す
個々の患者さんのニーズに合わせた指導でなければ実践はされにくいと
とても素直で吸収力の高い管理栄養士さん
患者さんのうなずきや質問に対する応え方
そして、可視化されることでより分かりやすいと伝えたことに対しての工夫を拝見した。
医療現場は専門性の高い職種が融合して一人一人の患者さんの療養支援をしている
自分の役割は何なのか
管理栄養士さんらの意識の高さを知る日々が続いている。
ただ、食事メニューを考え作成するだけの時代は終わっている。