「どのように指導したらいいのか」
先日伺ったクライアント様で、部署長の方からのご相談
「新人育成にどのように指導したらいいのか、パワハラ研修を受けて
言葉一つ一つがパワハラになるのだろうかと考えて言いたいことをうまく伝えられていない。なんと言って教育したらいいのでしょうか」
と聞かれた。
多くのリーダーや指導者(先輩)は、そのようなことはあると察する。
ちょうど同世代のリーダーだったので、私たちが新人だったころの話が出た。
上司や先輩に注意されるのは日常茶飯事で
出来ない自分の不甲斐なさから
その言い方には、あまり意識することはなかった。
そんな新人時代を経験したものからすると
それが一つのモデルになっている。
言い方で受け取り方が異なる
教えてあげて、早く出来るようにしてあげたいという気持が先行しすぎると
感情的に聞こえてしまうこともある。
見守り育てようとしても、限界があると
どうしても言いたくなる。
では、どうすればいいのか
私の見解は
「なぜ、そのことを私は部下(後輩)に言いたいのだろうか。」とまずは、セルフトークすることを勧めている。
そうすることで、感情論ではなく、その目的が明確になることで
伝え方、言葉の使い方、表現の仕方が変わる
一つの出来事が起きると、思考と感情が芽生える、そして、言葉と行動で
想いや考えを伝達し、結果となる
伝達のメカニズムを活用して、
思考と感情が起きた時点でセルフトークをするといい。
そのあとに、言葉と行動である。
なぜ、そのことを言いたいのか。
パワハラではなく、その目的を基にコミュニケーションをとってみてはいかがだろうか。
多くの人は、人の成長を応援したいのだから
あなたは、今日、部下に後輩に、どのような言葉を選び、どのように表現しますか。
この意識が、関係性も構築していますね。
クライアント様の前院長先生(現院長先生のお母さま)が、毎回、休憩のお部屋には素敵なお花を飾ってくださって出迎えてくださいます。有難いことです。
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