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「松下幸之助成功の金言365」 2月10日
自分の誇り
人間と犬とは違う。これは見ただけでわかる。だからお互い犬の真似はしない。人間として誇りを知らず識らず持っているからである。
だが、見ただけでわからないのが人間同士である。なるほど顔も違えば気性も違う。これは誰でも知っている。だから人を見違えるようなことを誰もしない。それなのに、どうしてみんなあんなに、他人とおなじようなことをやりたがるのだろう。
自分は自分である。百億の人がおっても、自分は自分である。そこに自分の誇りがあり、自信がある。
そしてこんな人こそが、社会の繁栄のためにほんとうに必要なのである。
自分を失った人間が百億おっても、それこそ烏合の衆にすぎない。
自己を認識しないで、ただいたずらに他人の真似をしたがっているのは、あたかも人間が犬の真似をするのと同じである。そこには何の誇りもない。
お互いに、自分が他人と違う点を、もっとよく考えてみよう。そして、人真似をしないで、自分の道を自分の力で歩んでいこう。そこにお互いの幸福と繁栄の道がある。
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自分の今、行っていることに自信を持つ ということは真似ではない
模倣することは悪いことではないが
自分の誇り、プライドは
自ら築き上げてきたからこそ
自信になる
学ぶ