同じ光景だといいのだけれど

東京は昨日(3月21日)、2017年の桜開花宣言が気象庁から発表されました。

春は別れと出会いの季節
毎年、桜の時期はやってきますが、
その景色は
自分が見るのと他の人から見えるのは
コピーしたような景色ではありません。

映し出される画像

その時、きこえてくる音

そして、その光景に感じる気持ち

相手の心は手に取るように見えるわけではありませんね。

人は、
同じ場所、同じ光景、同じ空間をともにするとき

同じように理解してもらえている

あるいは

理解してほしい

そう

思いたい

同じチームで、日々互いの考えや思いを共有して
よりよい環境を構築していきたい

そう思えるチームであるか

先日、初めて伺った先からフィードバックシートが送られてきました。
その一枚に「サービス残業を提唱しているのか」というご意見がありました。

(もちろんそのような提唱のつもりはありません。)

研修で
「仕事の精度を高めるためには始業時間ぎりぎりに出勤したとしたら
最高のパフォーマンスを発揮することも難しくなりますし、
医療現場ではリスクになるのではないでしょうか。
用意周到であることは
プロフェショナルとして重要なことだと考えます。」という私の意見に対することだと察した。

この方に対して、言葉足らずであったのか
それとも、働き方に対して異論があったのか
それはわからないですが、

"仕事は人生の大きな基盤"

この仕事を選び

プロとして
最高の仕事

最高のパフォーマンスを発揮して
多くの患者さんをサポートしてほしい

その気持ちが上手く伝わらなかったのかもしれません。

ゴールは同じかもしれませんが
伝え方ひとつで
その結果が私の意図とは全く違う

改めて
教えていただいた貴重なご感想でした。

ただ、この方、「この研修は「役立つ」」にチェックされていたことが
救いです。

今年の桜

皆さんは誰とどの場所でどのような感情で
ご覧になるのでしょうか。

少しでも
同じ感覚で分かち合えると
きっとそれはかけがえのない
貴重で記憶に残ることなのかもしれません。

いいチームを創っていくのは
自分自身の在り方ですね。